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“兵庫県丹波市から始まる栗栽培と子育ての物語”

私は丹波市の中でも有機の里として有名で、自然が豊かな市島町で日々栗と向き合っています。

栗はイガに包まれていて、硬い鬼皮があるので、農薬は関係ないと思われるかもしれません。しかし、土から養分を吸い上げるので、実際には大きく影響します。そのため、私たちは可能な限り減農薬で有機肥料を使用し、丹波の風土に合った栽培に取り組んでいます。

私たちは育てた栗をお客様に安全に、美味しく召し上がってもらうところまで考えています。丹波栗の美味しさをより多くの方、丹波を知らない全国の方に知ってもらいたいという思いがあります。

また、私は子育てと両立しながら栗栽培に取り組んでいます。栽培の中では、収穫の楽しさ、秋の食材として美味しい料理になる嬉しさ、暑い日や寒い日、忙しい日もあります。その楽しさも厳しさも感じながら自然への想いも培っていくと思います。

風土に合った美味しい丹波栗を育てること。できる限りそばで見せていくこと。この地で果樹と共に育っていく娘たちにとって、私たちの住む土地がどれだけ素敵な場所なのかを心に記憶していくことに繋がると思っています。